長い文章を書くより、2分半の紙芝居を1本見てもらうほうが速いことがある。
最近そう思って、紙芝居を作っている。台本だけ僕が書いて、声も、絵も、字幕のタイミングも、ぜんぶAIに作らせる。声は僕のクローン声。スマホでタップすれば、僕がしゃべりだす。
いまのところ2本ある。どっちも2分半。音が出るので、できればイヤホンで。
第2話は「士業 × AI × いい奴ら」
会社をやってると、すぐわかる。契約も、税金も、商標も、家も、ひとりじゃ無理だ。専門家 ──「士業」の人たちがいる。
正直むかしは、固くて冷たい人たちだと思ってた。でもAIが来て、退屈な下調べや書類のたたきをぜんぶ引き受けてくれたら、逆のことが起きた。冷たい作業をAIが持ったぶん、人は「人」に集中できる。商標を出すときに会った弁理士も、税理士も、家を建ててくれる建築士も、みんなびっくりするくらいいい奴らだった。
AIは速さ。士業は専門。声は距離をゼロにする。でも真ん中にいるのは、ずっと人だった。最後の判断は、人が。 ── そういう話。
どうやって作ったか(全部AIループ)
これ、僕が「コードを打つ人」をやめたのと同じやり方で作っている。僕がやったのは台本を書くことと、最後にOKを出すことだけ。あいだは全部ループに任せた。
- 声 — 台本を渡すと、僕のクローン声(ElevenLabs)が読み上げる
- 絵 — 各シーンの情景を渡すと、Gemini が同じ画風で12枚描く
- 字幕 — Whisperで音声を文字起こしして、台本の各行を発話のタイミングに自動で貼り付ける(手打ちゼロ)
- 再生 — iPhoneのサイレントスイッチでも鳴るように、WebAudioで鳴らす
絵だけで7MBあったので、最後にWebPに変換して454KB(-94%)まで落とした。表示はそのまま、速さだけ手に入れる。
なぜ紙芝居なのか
伝えたいことの多くは、論理じゃなくて**順番と間(ま)**で決まる。文章だと読み飛ばされる「間」が、紙芝居だと効く。そして声が乗ると、急に「人」になる。
ひとりじゃ、世界に届かない。だから、いい奴らと。続きはたぶん第3話で。